
「敷地内の古いアスファルトを撤去して、新しく舗装し直したい」 「アスファルトを一度剥がして更地にしたいけれど、撤去・処分費用はいくらかかる?」
大阪で古いアスファルト舗装をやり直す場合や、土地の用途を変更する際に、避けて通れないのが**「アスファルト舗装の撤去・処分費用」**です。
本記事では、大阪を中心に多数の舗装工事を手掛けるプロの視点から、アスファルト撤去工事の費用相場、法律に基づいた正しい処分方法、そして失敗しないための注意点について分かりやすく解説します。
1. 大阪におけるアスファルト舗装撤去・処分費用の相場
大阪の舗装工事において、既存のアスファルトを撤去・処分する費用は、作業面積やアスファルトの厚み、重機の運搬費などの内訳によって決定します。一般的な費用相場は以下の通りです。
アスファルト舗装の撤去・処分にかかる主要な費用内訳
| 費用項目 | 単位 | 大阪での相場価格 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|---|
| アスファルト舗装撤去費 | 1平方メートル | 2,000円 〜 5,000円 | 厚みが5cmを超える場合、解体作業の手間が増えるため単価が上がります。 |
| 舗装工事処分費(ガラ処分) | 1トン | 3,000円 〜 6,000円 | 剥がしたアスファルト廃材を処分場へ運搬して処理する費用です。 |
| アスファルト舗装切断費 | 1メートル | 1,000円 〜 2,000円 | 周囲の舗装を傷つけないよう、境界をカッターで切断する処理費用です。 |
| 舗装工事重機回送費 | 1台/1回 | 20,000円 〜 50,000円 | 油圧ショベルなどの舗装重機を現場へ往復搬入する輸送費用です。 |
※上記のほかに、作業員1人あたり1日15,000円〜25,000円の人件費が目安となります。 ※現場が狭小地である場合は大型重機が入れないため、小型重機の使用や手作業の割合が増え、人件費が割高になる傾向があります。
2. アスファルト舗装を撤去するメリットとデメリット
古いアスファルト舗装を解体・撤去して敷地をリセットすることには、多くのメリットがある一方で、施工時に注意すべき点もあります。
【メリット】
- 土地の有効活用と転用: 舗装を取り除くことで、農地や緑地、戸建て住宅の建築敷地など、別の用途に土地を転用・再開発できます。
- 地盤環境の改善: 排水性の低い古い舗装を撤去することで、雨水が自然に地中へと浸透する良好な土壌環境を整えられます。
- 地中埋設物の点検が容易に: 地中の配管の入れ替え工事やメンテナンス、点検をスムーズに行えるようになります。
- 安全性の向上: 経年劣化による古いひび割れや凸凹が解消され、足元の安全性が大幅に高まります。
【デメリット・注意点】
- 施工・処分費用がかかる: 撤去作業だけでなく、後述する産業廃棄物としての処分費用が一定数発生します。
- 騒音・振動・粉じんの発生: 解体時には重機のエンジン音やアスファルトの破砕音が響き、粉じんが舞いやすくなります。近隣住民への事前の挨拶と丁寧な配慮が欠かせません。
- 露出した土壌の泥濘(ぬかるみ)化: 舗装を剥がして土が露出した状態のまま放置すると、雨天時に泥だらけになってしまいます。砂利(砕石)敷きや、新しいアスファルト舗装をスピーディーに行う計画が必要です。
3. 大阪の舗装工事における正しい処分方法とリサイクル
アスファルト舗装を剥がして発生する「アスファルトガラ」は、適正に処理を行う必要があります。
産業廃棄物としての適切な管理(マニフェスト制度)
アスファルトガラは、廃棄物処理法において産業廃棄物(ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、または金属くず等の混ざったもの)に分類されます。 そのため、処分する際は必ず産業廃棄物管理票(マニフェスト)を発行・管理しなければなりません。 万が一、無許可の業者に処分を委託して不法投棄などが発生した場合、依頼した排出事業者(施主様)側も罰則の対象となるため、法令を順守した業者選びが不可欠です。
環境に優しいリサイクル
回収されたアスファルト廃材の大部分は、再資源化施設(リサイクルプラント)へ運ばれ、細かく破砕されます。 これらは「再生アスファルト合材」や「再生路盤材(再生クラッシャーラン)」として、道路の土台などに再利用されます。適切なリサイクルルートを選択することは、環境負荷を抑え、処分費用自体の抑制にも繋がります。
4. 失敗しない!大阪のアスファルト舗装業者を見極めるポイント
不当な不法投棄などのトラブルを避け、安心して工事を任せるためのチェックポイントです。
- 「産業廃棄物収集運搬業許可証」の有無を確認: 撤去したアスファルト廃材を適法に運搬できる許可を持っている業者か、必ず事前に確認しましょう。
- 見積書の内訳が明瞭か: 「撤去処分一式」という大雑把な表記ではなく、見積書に**「解体費」「運搬費」「処分費」**が細かく明記されている業者を選びましょう。総額表記のみの業者は避けるのが無難です。
- 施工実績や近隣対策計画の提示: 過去の施工実績や、近隣への騒音・粉じん対策の具体的な計画書を提示してくれる会社なら信頼できます。
5. 大阪のアスファルト舗装撤去に関するよくある質問(FAQ)
Q1. アスファルト舗装の撤去費用は、敷地が広いほど安くなりますか?
A1. はい、安くなります。舗装工事では施工面積が広くなるほど、1平方メートルあたりの単価が下がる傾向にあります。これは、重機の運搬費用(重機回送費)や現場設定費などの固定費が、全体の面積に分散されるためです。
Q2. 剥がしたアスファルト廃材の処分だけを、個人で直接持ち込みできますか?
A2. いいえ、個人での直接持ち込み処分は困難です。アスファルト廃材は産業廃棄物に分類されるため、適正に処理を行うためには産業廃棄物収集運搬業の許可を持った専門業者へ運搬と処分を依頼する必要があります。
Q3. 店舗や会社の休業日に合わせて、アスファルト撤去工事を行ってもらえますか?
A3. はい、可能です。事業や営業活動に支障が出ないよう、土曜日、日祝日、または夜間の時間帯を指定しての施工日程の調整を承っております。事前のお打ち合わせ時にご希望の施工日時をお気軽にお伝えください。
Q4. 大阪市内の非常に狭い私道や、住宅密集地の駐車場でも撤去は可能ですか?
A4. はい、十分に可能です。大型の作業車が進入できない狭小地であっても、小型の解体用重機やアスファルトカッター切断機を使用し、状況に合わせた最適な施工計画を立てて工事を行います。ガードマンの適切な配置や道路使用許可の申請代行もすべて対応いたします。
著者・監修者プロフィール
株式会社成田建設
代表取締役 成田悟志 Narita Satoshi
・2級土木施工管理技士
・建設業許可:大阪府知事許可 第407708号

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日本の高度経済成長期を支えたインフラが、今、大きな転換期を迎えています。 日々の暮らしに欠かせない道路は、人間で言えば「血管」です。しかし、建設から数十年が経過し、老朽化という深刻な課題に直面しています。
私たちは舗装のスペシャリストとして、単に道を平らにするだけではなく、「100年先も安心して歩める品質」を追求してきました。最新の補修技術と、長年培った職人の目利きを融合させ、足元から日本の強靭化(ナショナル・レジリエンス)に貢献します。
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